Office 365 の価格設定が変更され、全般的な値下げに。
この 12/1 から Office 365の価格が改定され、すべてのプランが 15% 前後値下げされた。これにより E プランは従来の P プランにほぼ近い価格となり、Pプランは 500円を切った。
Office 365 プランと価格
http://www.microsoft.com/ja-jp/office365/compare-plans.aspx
Pプランは 600円→490円。
E1プランは 1000円→800円→660円。
なお、Office つきの「E3」 は 2,120円→1,800円という判り易い価格になる。
ただし、以前の価格更新でもそうだったように、既存ユーザは、契約更新時に新価格が適用になるので注意。つまり、月契約の P プランはすぐ新価格になるのだが、年契約である E プランは、契約次期によりかなり先になる可能性がある。
こうした値下げは、利用者にとってはありがたい限りなのだが、Office 365 サブスクリプションを販売しているパートナ企業には悩ましいところだろう。単価が下がれば、それだけ利益が減ることになる。
先日、Microsoft と大手パートナ企業が恊働して、Exchange やSharePoint のプライベート・クラウドサービスを提供する報道があったが、今後はこうした方向性にすすむのかもしれない。
マイクロソフト、NEC、富士通、HP、日立らとクラウド事業でパートナー契約
http://news.mynavi.jp/news/2012/11/28/028/
なお、Office の最新バージョンである Office 2013 が来年の第一四半期あたりに提供されるが、それとあわせて、Office 365 にも新しい契約プランが追加されるようだ。「Midsize Business (Plan M)」と「Small Business(Plan P2)」という名称を聞いているが、具体的な内容や価格はまだ未定だ。