日本の電子書籍リーダのイケテナサぶりは何なんだろう

| 2011年7月10日 | 0 Comments

動画を見て、う~んと思わずうなってしまった。私自身は iPad ユーザで、電子書籍にはとても期待している一方、リーダとしての iPad は重宝しては居るものの、まだまだ満足していない。リーダとしては重いし、値段が高いし、眩しいし、結局PDFでないとハンドリングが悪いし。

パナソニック、近日発売の電子書籍端末を参考展示(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=qwnYcPpUYXQ

電子書籍はこれから確実に普及するだろう分野。にも関わらず、日本メーカは(他のIT分野同様)米国に大きな遅れをとってる。ただ、電子書籍には他分野との違いがある。それは「書籍」であること、つまり「日本語」が最重要要素なので、言語障壁が大きいんだよね。

だから、周回遅れとはいえ、日本国内だけで考えれば日本のプレイヤにもまだまだチャンスはある。APPLE や Amazon が日本に本腰を入れてくる前なら。そして国内を固めつつ、優れたリーダ製品とストアシステムで、そこから世界進出だって・・・。

にもかかわらず、このテイタラクはなんなのだろう。

このパナソニックの製品も、おそらく機能は悪くないのだろう。でも全く「ワクワク」しない。すごく申し訳ないけど iPad の1/100 の魅力もこのリーダから感じない。だから驚異的に安価でもない限り(3000円とか)、売れる要素が思いつかない。

楽天の電子書籍ストアと繋がるのは評価できる。でも何故、楽天だけと言わず、他の既存ストアすべてと繋げないのか。そのほうが絶対、便利なのに。いやもちろん、ビジネス的にいろいろとしがらみやら軋轢やらがあるし、言うほど簡単では無いのは解る。でもだからこそチャンスなのでは?

大体、iPad より後発なのに iPad の方がデザイン的に新しく見える、ってそれどうなのよ。

がんばれ日本の電子メーカ!

それじゃ、ソウイウコトで。

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Filed in: 雑記
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