Hyper-V で仮想サーバをエクスポートする際の進捗状況はここにある。
Microsoft の仮想化技術である Hyper-V を利用すれば、仮想サーバをまるごと抽出(エクスポート)して他の環境に再現/複製(インポート)することが簡単にできる。これはとても便利な機能だ。しかし、仮想とはいえひとつのサーバである。容量が数十GBになることは珍しくなく、当然、そのエクスポートには相当な時間がかかる。
しかし、管理コンソールである Hyper-V マネージャにはその進捗表示がない。そのため、管理者はエクスポート先のディスクの回転(アクセスランプ)で完了を判断するしかない、というとても硬派な仕様になっている。
─ということはもちろん無い。
Hyper-V マネージャのウィンドウを右側にスクロールすれば、「状況」列に表示されている。
なお「状況」を右クリックしてエクスポートを中断することも出来る。
まあ、当たり前のことなのだが、ようは自分が判らなかった訳だ(苦笑)しかし、識者に聞いたところ、いわゆる「あるある」のひとつらしいので、ここに掲載しておく。
なお、完了メッセージはないため、気づかないうちに終わっていることが多い。これはこれでダイアログのひとつも欲しいところではある。