Yammer(エンタープライズソーシャル)導入事例「株式会社タクティー」(抜粋)

| 2014年6月5日

20140605eyecatch

Microsoft のサイトに掲載された、株式会社タクティーの Office 365 と Yammer の導入事例の要点を、自身の備忘録を兼ねて抜粋した。なお、これはあくまでメーカー発の公式事例であり、その点は踏まえた上で、内容を見る必要があることに留意。

株式会社タクティー
クルマとの関係をもっと楽しく快適に!トヨタ グループのアフター マーケット事業をさらに活性化させるため、情報共有・コミュニケーション基盤を Office 365 と Yammer で全面刷新
http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/tacti.aspx

  • 事業所数19 拠点、ユーザー約450名
  • 多くの営業担当者が担当店舗や顧客先を回る。他の社員も社外に出ることが少なくない。
  • 2013 年 10 月に試行運用を開始し、一部部署で三か月間のトライアルを実施した後、全社展開。
  • SharePoint Online に全社ポータルを構築。
  • Yammer では「カジュアルなコミュニケーション」で社員の交流を深める。
  • Yammer の位置づけは「全社規模の交流の場」
  • Yammer ではオフィシャルからの投稿はキャラクターの名前で行われる。
  • Yammer は下から上への情報発信を活性化する効果がある。
    ※「上から下」「横方向」のメールに対し
  • Yammer は社内の人々を縦横無尽に、より深くつなぐツールだと感じている。
  • Yammer は経営陣が地方の現場の状況を把握する手段としても機能している。
  • Yammer でコミュニケーションが活発化し、会議の議事進行が効率化した。
    ※事前の情報共有があるため改めて報告の必要がない
  • Yammer が短期間で普及したポイントは制約を特に設けず、自由に使ってもらうという方針を貫いたこと。部門等オフィシャルなグループだけではなく、趣味や雑談目的のグループが多く存在する。

特定の業務(ビジネスシナリオ)に組み込むのではなく、Yammerを「交流の場」として活用している。私の以前の分類では、「アプローチとしての企業内ソーシャル」に該当するだろう。その為、なにか大きな(数値上)の効果が見える訳では無いものの、社員間のコミュニケーションが「縦横無尽に」「より深く」なったという実感があるようだ。

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