Mac で VMware Fusion で動かす Windows の IME オン/オフ を「かな」「英数」キーでできるようにする設定

| 2012年12月15日

私は事務所外で仕事をすることが多く、モバイルワーク環境として Mac Book Air 11in に VMware Fusion 5 で Windows 7 を動かしている。もちろん素の Mac OS でも作業するが、私の専門領域が Microsoft 製品/サービスである関係上、なにかと Windows の方が都合がいい。

まあ、それなら最初から Windows 機を使えば良いのだが…私がこの端末を購入した一年前は、あまり食指の動くモバイルの Windows 機が無かったという事情による。

さて、そうした中で少なからず困るのが、Mac と Windows のキー制御の差異だ。Mac OS と VMware Fusion の設定でかなりカバーできるのだが、それだけでは、日本語入力時に一番肝になる IME 制御が同一にできない。具体的には「英数」キーの扱いだ。

Mac では、日本語入力時に[英数]キーを押下すると、IMEをオフにして半角英数字モードになる。
一方、VMware Fusion 上の Windows 7 では[英数]で IME がオンのまま半角英数字になる。

言葉にすると違いが判り難いのだが、これは Windows で[英数]を押下した場合の画像。「英数→aaaa」とキー入力したのだが、IME がオンのままなので、変換を確定しなくてはいけない。とても不便だ。

そこで、IME の設定を変更してこの問題を解決する。Windows 上で Microsoft IME の設定画面(プロパティ)を開き、編集操作セクションの[変更]をクリック。

詳細プロパティダイアログで、「英数」の「入力/変換済み文字なし」セルを、「IME-オフ」に変更する。

同じように、「ひらがな」を「IME-オン」に設定する。

これで、Mac OS と同じように、[英数]でIMEオフ、[かな]でIMEオンになるので、Mac と Windows で共通の入力操作が可能になる。

なお、IME に Google 日本語入力を使用している場合、プロパティのキー設定セクションでを「キー設定を選択:カスタム」を選択して[編集]。次のキー設定ダイアログで、以下のように設定する。

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