技術サポートチームとエンドユーザの比率は理想 1対65 現実 1対112

| 2011年7月18日 | 0 Comments

JAPAN.internet.com の記事からメモ。米のCIO回答(平均)によると社員65人に対してサポート1人の比率が理想とのこと。ただし現実はその半分。

先ごろ行われた別の Robert Half Technology の調査によると、認知されているにもかかわらず IT 部門のリーダーたちは、自分たちのサポート チームが人手不足だと考えている。技術サポートスタッフと社内エンドユーザーの理想的割合を尋ねられた CIO の平均的な回答は1対65、つまり65人の社員に対してサポート専門家が1人という数字だった。だが、実際の割合はそれに満たず1対112だった。
[2011年中盤の IT 雇用状況:見通しは明るく]

この比率で計算すると、仮に社員3000人の企業だとして、サポート人員は46人。
私の感覚だと少し(いやかなり)多すぎる気がするのだけど、このあたりは日本とアメリカの組織の違いだろうか?

ちなみにこの記事自体もけっこう面白くて、現時点ではアメリカ経済の低調ぶりもかなり深刻に思えるのだけど、さすがに雇用調整が社会システムに組み込まれている国だけあって、「伸びる(可能性のある)領域が活性化する」のが早い。良し悪しあるのは当然ながら、こうした雇用、ひいては事業の流動性(事業における最大の固定費は社員。装置産業を除く)を日本ももう少し実現しないと。とりわけIT業界は。

ただ、記事にあるように、現時点で求められているのは「技術者」というよりも「運用ノウハウのある技術担当」なんだよね。「サポート」とか「Windows運用」とか。一般的な「花形」技術ではないわな。

技術者は、自分がカバーする技術を選択するのにあたり、好みとか技術の将来性だけでなくて、マーケットがそれを必要としているか?もよく考えないと。あれ?これ当たり前?

それじゃ、ソウイウコトで。

IT ネットワーク110200446
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